カリウム、ナトリウム
我が家で飲んでいる「野菜の戦士」の
栄養成分の中から
数値の大きなカリウム( Ka )と
ナトリウム( N )について
ちょこちょこっと調べてみました。
・ 栄養成分
エネルギー:49kcal
たんぱく質:0.9g
脂質:0.2g
糖質:10.4g
食物繊維:0.8g
ナトリウム:31mg
カリウム:330mg
ビタミンA※:460μg
ショ糖※:3.1g
・カリウムは生体内で情報伝達に関わっているミネラル
大事だってことですね。(重要)
・カリウムの体内量は、腎排泄によりコントロールされている
取りすぎても、一定量以上は出ちゃうってことですね。(安心)
・カリウムの摂取基準 : 1日の目安量は成人男子で 2,500mg 、成人女子で 2,000mg
生活習慣病予防の観点からすると 3,500mg は摂取したい・・と
野菜の戦士1本( 100g )の中にも 330mg しか入っていない
どうやったら 3,500mg もとることができるんだろう???
・カリウムの多い食べ物 (うちでよく食べているもの):
パセリ、にんにく、ほうれん草、たけのこ、かぼちゃ、セロリ、レタス、
にら、きな粉、納豆、大豆、さつまいも、あずき、じゃがいも、ピーナッツ、
アーモンド、ごま、ひじき、のり、こんぶの佃煮、わかめ、かつおぶし、
鶏のササミ
フムフム・・。
・ナトリウム量を塩分換算する
(含まれるナトリウムがすべて食塩から由来するとして考えた場合)
食塩相当量 ( g ) = ナトリウム量 ( mg ) × 2.54 ÷ 1,000
食塩 1 g = Na 400 mg 弱 と覚えておくとよいとか。。
野菜の戦士(黄)の場合 : 31 ( mg ) × 2.54 ÷ 1,000 = 0.07874 ( g )
塩以外の Na もあるから実際の塩分はもっと少なめ。
・ナトリウムとカリウムの摂取比率 : ( Na / K ) = 2 以下が望ましい
・細胞内外の Na 、K の濃度は「ナトリウムポンプ」によって一定に保たれている
3個の Naイオンと 2個の Kイオンを細胞の内外で交換して、
浸透圧を維持している。フムフム
・ Na の過剰摂取や K 不足になると、ナトリウムポンプが正常に働かなくなる。
そうすると細胞内の Na 濃度が高くなり、浸透圧によって細胞内に水が多く吸収される。
そして、細胞が膨張してしまう。
細胞の膨張 → 血管の圧迫 → 血圧の上昇
( 浸透圧とは「溶液が水を引っ張る力」。浸透圧が大きいのは、濃度の濃い方なので、
水は薄い溶液→濃い溶液という方向に移動します。)
カリウム : 体内のカリウムはその98%が細胞内。残り2%が細胞外。
ナトリウム : 体内のナトリウムはその10%が細胞内、50%が細胞外、40%が骨中。
・ 細胞外カリウムの濃度 : 3.5 mEq/リットル以下・・・カリウム欠乏症状が現れる。
〃 : 5.5 mEq/リットル以上・・・カリウム過剰症状が現れる。
mEq / リットル・・電解質の量を表す単位mEq(メック)
m( ミリ、1/1,000 )Eq( =Equivalent=当量=分子や原子が6.02×10の23乗個集まった量
÷イオンの荷数 )
・カリウム欠乏症状 : 脱力感、無表情、無関心、無気力、うとうと状態、筋力低下、
食欲不振、吐き気、いらだち、非合理的行動、重度では筋肉麻痺、
横隔膜の不動と血圧低下由来の呼吸不全
・カリウム過剰症状 : 脱力感、筋力低下、麻痺、四肢の痺れ、中度では不整脈、徐脈、
血圧低下、重症になると 膜伝導障害による心停止に至る場合もある
・1日の食塩の必要所要量は1.5gと?
……ふーん、こんなにちょびっとで
人間、生きてはいけるんだぁ。
・欧米では高血圧への影響を考慮した上で1日の食塩摂取量上限を6g以下と定めている。
これ無理。
・日本では、高血圧への影響を考慮した上で、当面は9g以下を目標として、
基準を設定している。
これだって難しいよ!!!
私、「塩」大好きだもん。
だから水分溜め込んで水太り?………やだなぁ。
その分カリウムいっぱい摂取したらいいの?
カリウムって余分な水分も排泄してくれるんでしょ?
そういう問題じゃないか。。
健康のためには、カリウムとって塩分を控える…と。